【大館市】渋谷から秋田へ!東急車両「青ガエル」が秋田県に移設
「青ガエル」の愛称で親しまれてきた、渋谷駅ハチ公前広場の鉄道車両が、秋田県大館市に移設されることになりました。
大勢のファンと報道陣が見守る中、8月3日の早朝に渋谷駅から大型トレーラーで運び出され、6日の早朝に秋田県大館市に無事到着しましたよ。
青ガエル、大館に到着 渋谷・ハチ公広場から秋田犬の里へ #akita #秋田 https://t.co/kbZNLsmLQG
— 秋田魁新報社 (@sakigake) August 5, 2020
作業が終わったようなので全体図です
— パン団子🐼🍡 (@alford_satri) August 6, 2020
#青ガエル pic.twitter.com/Hy8XdBEiV7
というわけで青ガエルがやって来ました!喧騒につつまれた渋谷駅前から、静寂につつまれたここ大館へ!しばらくは環境の変化に戸惑うかもしれないけれど、散歩で立ち寄る秋田犬やお年寄りと仲良くしてくれると嬉しいですね。改めまして、青ガエル!大館へ、秋田犬の里へようこそ! pic.twitter.com/5NXhF5ml9r
— 御成座 (@OdateOnariza) August 6, 2020
青ガエルについて
「青ガエル」は、かつて東京急行電鉄を走行していた、東急5000系の電車車両です。
緑色の塗装と丸っこいフォルムがどことなくカエルに似ていることから、この愛称で呼ばれています。
トップナンバーである「5001号」の車両は、1993年に現役を引退した後、東急電鉄が保管していました。
その後2006年に渋谷区へ譲渡され、台車を取り外したり車体後部をカットするなどの加工がされた後、JR渋谷駅のハチ公前広場に設置されて、観光案内所として利用されることになったのです。
遠くからでもよく目立つこの車両は、駅の待ち合わせ場所としても活用され、長い間 渋谷の街を見守ってきました。
渋谷駅周辺では現在、大規模な再開発計画が進められています。
「青ガエル」を今後どうするか協議した結果、渋谷駅のシンボル「忠犬ハチ公」ゆかりの地である秋田県大館市に移設することに決まったのだそうです。
青ガエルは今後、大館駅前の観光交流施設『秋田犬の里』の敷地内で展示されます。
東京都渋谷区から秋田県大館市へと旅立った「青ガエル」。
設置作業がすべて終わって一般公開されるのは少し先になりますが、大館市で新たな人生を歩むその姿を見守っていきたいと思います。
【10/31追記】
11月1日から8日まで一般公開された後、市内の業者に移送して再塗装をし、2021年の春に再び大館駅前に戻ってくることになったそうです。
詳細情報
施設名:秋田犬の里
展示開始日:未定
住所:秋田県大館市御成町1丁目13-1
営業時間:9時~17時
休館日:12/31~1/1
秋田犬展示室は月曜日(祝日の場合は翌日)が休み
電話番号:0186-59-4649
駐車場:あり
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