あきたノート

【NHK総合】「ブラタモリ」についに秋田県が登場!(2019/11/9、11/16)

NHK総合テレビで毎週土曜日の19時30分から放送されている「ブラタモリ」。
タモリさんが全国各地に足を運んで、街を散策しながら、史跡や古地図などをもとにして「その土地の歴史」を紐解いていくというユニークな旅番組です。


出典:ブラタモリ公式サイト

今まで2017年の十和田湖・奥入瀬編(青森県)で十和田湖が出てきたのみで、秋田県自体は一度も特集されていませんでした。

なのにタモリさんが今年の3月に番組内で「ブラタモリで47都道府県を全制覇した」という旨の発言をしたので、秋田県民としてはちょっとさみしいなーと思っていたのですけれど、今回ようやく秋田県に来てくれましたよ!
しかも11/9と11/16の2週連続で秋田特集です!

11月9日(土)放送分

11/9放送分は「秋田~掘れば出てくる“秋田の魅力”とは!?~」と題して、タモリさんが秋田県内をあちこち歩き回ります。

「掘れば出てくる」というタイトルの通り、秋田の「地下資源」に注目した今回の特集。
この回で放送予定の内容は

◆「比内地鶏」誕生の秘密
◆きりたんぽ・比内地鶏・いぶりがっこ…その生産現場で活かされている“緑色凝灰岩”とは!?タモリ、採掘場を見学
◆「日本のテキサス」豊川油田でとれる天然アスファルトが日本の近代化を支えた!?
◆強酸性の温泉が湧き出る秘密

となっています。

大館市で「緑色凝灰岩」の採掘現場を見学したり、潟上市の「豊川油田」で天然アスファルトと日本の近代化に関する歴史を紐解いたり、仙北市の「玉川温泉」の秘密を探ったりと、県北・県央・県南とアクティブに動き回ってロケをしていますよ。
大館駅前でかわいい秋田犬にもお出迎えされています。

海底の噴火でできた、大館市比内町で産出される「十和田石」と呼ばれる緑色凝灰岩。
原油や天然ガス、天然アスファルトなどを豊富に産出した豊川油田。
塩酸を主成分とする、強酸性の湯が湧き出す玉川温泉。
秋田の地下で生み出された数々の資源が、果たしてそこに暮らす人々にどう影響を与えたのか。タモリさんがその歴史に迫ります。

11月16日(土)放送分

2週目となる11/16放送分では、「秋田・男鹿~海を渡った!?秋田の魅力とは!?~」と題して、男鹿を散策します。
この回で放送予定の内容は

◆ナマハゲ伝説に迫る!ルーツは男鹿の地形に関係していた?
◆マールのでき方は?実験で林田アナのアッパーカットさく裂
◆伝統の石焼料理に使われる石も“海を渡った”!?
◆寒風山からのぞむ八郎潟の絶景!海を渡る野鳥が目指したものは?
◆秋田美人のイメージはどうして生まれた?伝承・俗説を探る

となっています。

「マール」とは、爆裂火口に水がたまって形成された湖のことで、男鹿半島にある一の目潟と二の目潟、三の目潟がこれにあたります。
その近くにある「戸賀湾」も、爆裂火口によってできたと言われていますよ。
番組ではそんな「マール」の地形が作られた過程を、実験を交えて解説してくれます。

タモリさん一行は寒風山に登って八郎潟を眺めたり、なまはげに会ったり、ババヘラアイスを食べたりと、男鹿半島を中心に歩き回ります。

豪快な調理法の「石焼料理」に欠かせない、男鹿半島特有の特殊な火成岩。そして秋田美人。
今回はさまざまな「海を渡った秋田の魅力」について探ります。

2019-11-05
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