【仙北市】秋扇湖で瑠璃色の湖面に浮かぶ「水没林」を楽しめます
玉川ダム下流の秋扇湖で、毎年春に「水没林」が姿をあらわします。
例年5月から6月中旬頃にかけて楽しむことができる、この時期限定の風景です。
水没林とは
「水没林」は鎧畑ダムの秋扇湖(しゅうせんこ)や、玉川ダムの宝仙湖(ほうせんこ)付近で見ることができます。
山から雪解け水が流れてダムの水位が上がる時期になると、湖畔に立っている木が水没し、まるで木が水面に浮かんでいるような不思議な風景を作り出します。
玉川には上流の玉川温泉水が流れ込んでおり、その水に含まれる成分の影響で、湖面は美しい瑠璃色に見えます。
よく晴れた日には、青空とエメラルドグリーンに輝く湖、そして水に浮かぶ新緑の、色鮮やかなコントラストを楽しむことができます。
その後、田植えシーズンに向けてダムの放水が始まり、雨期に備えてダムの水位も下げられるようになると、水没林は再び少しずつ元の姿へと戻っていきます。
景観スポット
国道341号線は玉川に沿うような形で走っています。
玉川にかけられている「新玉川大橋」は、見晴らしが良く、橋の両サイドに湖が広がっているため、水没林鑑賞の定番スポットになっています。
(橋の上での路駐は危険ですので、近隣の駐車スペース等をご利用ください)
この付近には玉川ダムやダム公園などもあるので、ついでにそちらに足を運んでみるのも良いかもしれません。
約1ヶ月の間のみ楽しめる風景ですので、機会があればぜひ訪れてみてくださいね。
※上記掲載内容は2022年5月8日時点の情報になります。
2022-05-09
秋田の話題
秋田の話題