【秋田市】東北三大祭り!「秋田竿燈まつり」が3年ぶりに開催(8/3~6)
東北三大祭りの1つである「秋田竿燈まつり」が3年ぶりに開催されます。
開催期間は8月3日(水)から6日(土)です。
秋田竿燈まつりとは
「秋田竿燈まつり」は、旧暦の7月に五穀豊穣や無病息災、技芸上達を願って行われた「ねぶり流し」行事が原型になっています。
提灯を連ねて作られた「竿燈」を稲穂や米俵に見立て、にぎやかなお囃子や掛け声と共に、額や腰、肩などにのせて支えます。
竿燈の大きさは、長さ5メートルの小さな「幼若」から、7メートルの「小若」、9メートルの「中若」、長さ12メートル・重さ50kgの「大若」まで4種類あります。
熟練者は、バランスを取りながら和傘や扇子、一本歯の下駄などの小道具を使って演技をすることも。
また、竿燈に花傘や纏などを取り付けたり、何本も継ぎ竹をして長く伸ばしたりと、様々な技が観客たちを魅了します。
昼竿燈(竿燈妙技大会)
日中開催される「昼竿燈(竿燈妙技大会)」は、差し手やお囃子の技術を競う大会です。
各団体から選出された差し手や囃子方が、個人戦と団体戦で技の正確さや美しさなどを競い合います。
規定演技や自由演技など、3日間かけて6部門の優勝者を決定します。
賑やかなお祭りである夜竿燈と違い、昼竿燈は真剣な「競技大会」なので、昼竿燈ならではの緊張感や、チームの一体感を感じることができますよ。
8月4日から6日まで、秋田市のエリアなかいちにぎわい広場で行われます。
夜竿燈(夜本番)
「夜竿燈(夜本番)」は、五穀豊穣や無病息災を願うお祭りです。
19時から竿燈の入場が始まります。
※例年実施している「ふれあい竿燈」と「市民パレード」は、2022年は新型コロナウイルス感染症対策のため実施されません。
各団体が所定の位置に付くと、笛や太鼓の賑やかなお囃子と共に、280本を超える竿燈が一斉に立ち上がります。
竿燈演技は観客席のすぐ目の前で行われるので迫力満点!
「どっこいしょー、どっこいしょ!」の掛け声とともに、趣向を凝らした技の数々が繰り広げられ、会場は大いに盛り上がります。
夏の夜空に揺らめく光の稲穂と、響き渡るお囃子の笛や太鼓の音色。
幻想的かつ勇壮な雰囲気はまさに圧巻です。
秋田市の山王大通りのうち、山王十字路から二丁目橋までの、長さ約850メートルのエリアが竿燈まつり会場になります。
戻り竿燈
竿燈が会場から退場した後、各町内や団体の拠点に戻って、拠点付近の広場などで特別に演技をすることがあります。
これは「戻り竿燈」と呼ばれています。
戻り竿燈が披露されるかどうかは、各団体の状況によって異なりますが、お祭りが終わった後にも竿燈を楽しめるのは嬉しいですね。
八橋会場と中央会場、大町イベント広場では屋台村も開催されますので、竿燈と共にこちらもぜひお楽しみください。
詳細情報
イベント名:秋田竿燈まつり
開催日:2022年8月3日(水)~6日(土)
◇昼竿燈(8/4~6)
会場:エリアなかいちにぎわい広場
4日(木)~5日(金):9時~15時45分
6日(土):9時20分~15時
◇夜本番(8/3~6)
会場:竿燈大通り
交通規制:18時15分
竿燈入場:19時
竿燈演技:19時25分~20時30分
終了:21時
※上記掲載内容は2022年5月9日時点の情報になります。
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