【能代市】「天空の不夜城」の運行が2023年8月2日と3日に行われます
能代市で8月2日(水)と3日(木)に「天空の不夜城」の運行が行われます。
高さ日本一(24メートル)の巨大な城郭灯籠「愛季」と、高さ17メートルの「嘉六」が、賑やかなお囃子とともに大通りを練り歩きます。
天空の不夜城の歴史
その昔、能代の伝統行事である「能代役七夕」では、城郭の型をした、高さ15メートルもある大きな灯籠が町の中を練り歩いていました。
しかし町中に張り巡らされた電線の影響で、灯籠は次第に小さくなり、いつしか最盛期の半分程の高さになってしまいました。
その後、大通りの電線を工事で地中化したことを機に、一世紀ぶりに復活を果たした巨大灯籠が「天空の不夜城」なのです。
嘉六
過去にこの地域で大火事が2回起こったため、古い資料がほとんど残っていない中、かろうじて現存していた白黒写真や文献などをもとにして、高さ五丈八尺(約17.6メートル)の「嘉六(かろく)」が2013年に制作されました。
色彩は当時の様子を想像し、豪華絢爛で雅な色合いでまとめられました。
愛季
2014年には高さ24.1メートルの「愛季(ちかすえ)」も制作されました。
愛季は、2016年に東京ドームで行われた「ゆず」の20周年記念ライブの会場でも使用されています。
天空の不夜城会場
祭り当日は「嘉六」と「愛季」に加え、能代若七夕の灯篭も大通りを練り歩きます。
日中はけやき公園と能代市役所の間の道路に灯篭が展示されます。
イオン能代店付近には「有料観覧席」が設置されます。
イス席は3,000円、オリジナルグッズや市内での夕食付きの特別席は8,000円です。
天空の不夜城
日が暮れると、明かりが灯された灯篭が大通りに運ばれ、運行を開始します。
灯篭は賑やかなお囃子とともに、昭南町交差点までの約1.1kmの道のりを往復し、再びけやき公園付近まで戻ってきます。
暗闇の中に浮かび上がる灯篭は、昼間の派手な姿とはまた印象が違い、幻想的で美しい姿をしています。
能代若七夕の見事なシャチホコも見応えがあります。
一世紀の時を越え、現代によみがえった天空の不夜城。
ぜひ会場でその姿をご覧ください。
詳細情報
イベント名:天空の不夜城
開催期間:2023年8月2日(水)~3日(木)
場所:国道101号線 能代市役所交差点~昭南町交差点(約1.1km)
問い合わせ先:0185-74-5109(天空の不夜城事務局)
※有料観覧席の問い合わせは0185-88-8802(能代観光協会)
駐車場:臨時駐車場あり
有料観覧席料金
・イス席(1席) 3,000円
・きりたんぽ席(特別席) 8,000円
※上記掲載内容は2023年5月19日時点の情報になります。
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